「Bybitの口座に仮想通貨を入金したまま、なんとなく放置している」
「トレードは怖いけれど、資産を少しでも増やしたい」
もしあなたがそのように考えているなら、Bybit(バイビット)のステーキングを活用しない手はありません。2025年現在、銀行預金の金利は依然として低い水準ですが、仮想通貨の世界では、単に預けるだけで年利数%〜10%以上のリターンが期待できる運用方法が確立されています。
Bybitのステーキングは、専門的な知識がなくてもスマホ一つで簡単に始められ、初心者にとって最もハードルの低い資産運用法です。しかし、「いつでも解約できるのか?」「税金はどうなるのか?」といった不安もあるでしょう。
この記事では、Bybitステーキングの仕組みから具体的な設定手順、リスク管理までを徹底解説します。
この記事でわかること
- Bybitステーキング(積立・定期)の仕組みと違い
- 【スマホ・PC別】画像付きの具体的な設定手順
- メリットだけでなく、注意すべきリスクと途中解約ルール
- 税金や利回り計算など、よくある疑問への回答
Bybit(バイビット)のステーキングとは?仕組みと種類
Bybitステーキング(Bybit Savings)とは、保有している仮想通貨をBybitに預け入れることで、その対価として利息(報酬)を受け取れるサービスです。イメージとしては、銀行の「普通預金」や「定期預金」の仮想通貨版と考えると分かりやすいでしょう。
トレードのようにチャートに張り付く必要がなく、一度設定すれば自動的に利息が積み上がっていくため、長期保有(ガチホ)勢や投資初心者から絶大な人気を集めています。
Bybitステーキング(Bybitステーキング)の基本概要
Bybitの「ファイナンス(Earn)」カテゴリーの中核をなすサービスです。ユーザーはBTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、USDT(テザー)などの主要通貨だけでなく、マイナーなアルトコインも含めた多種多様な銘柄を預け入れることができます。
報酬は基本的に、預け入れた通貨と同じ通貨で支払われます(BTCを預ければBTCが増える)。これにより、仮想通貨の枚数そのものを増やすことが可能です。
大きく分けて、以下の2つのプランが存在します。
積立ステーキング(払い戻し自由)の特徴
「積立ステーキング(Flexible Savings)」は、銀行の普通預金に近いプランです。
- 最大の特徴: いつでも好きなタイミングで払い戻し(解約)が可能。
- 利回り: 定期プランに比べるとやや低めに設定される傾向がありますが、キャンペーン等で高利回りになることもあります。
- 向いている人: 近いうちにトレードや出金をする可能性がある人、とりあえず資産を遊ばせておくのがもったいない人。
定期ステーキング(期間固定)の特徴
「定期ステーキング(Fixed Savings)」は、銀行の定期預金に近いプランです。
- 最大の特徴: 30日、60日など、あらかじめ決められた期間、資産をロック(拘束)します。
- 利回り: 積立ステーキングよりも高い利回りが設定されています。期間が長いほど利回りが高くなるのが一般的です。
- 向いている人: 長期間売却する予定がない「ガチホ」勢、少しでも高い利回りを得たい人。
その他運用サービス(流動性マイニング等)との違い
Bybitにはステーキング以外にも「流動性マイニング」や「デュアル資産投資」などの運用商品がありますが、これらは仕組みが複雑で元本割れのリスク(インパーマネントロスなど)が伴います。
一方、今回解説する「Bybitステーキング」は、預けた通貨の枚数が減ることはない(元本保証型の仕組み)ため、初心者が最初に触れるべき最も安全な運用方法と言えます。
【比較表】積立ステーキング vs 定期ステーキング
| 特徴 | 積立ステーキング(Flexible) | 定期ステーキング(Fixed) |
|---|---|---|
| 拘束期間 | なし(いつでも解除可能) | あり(30日/60日など選択) |
| 利回り (APY) | 変動制(比較的低め〜中程度) | 固定制(高め) |
| 払い戻し | 申請後、即時〜翌日に反映 | 満期まで待機(途中解除も可能だがペナルティ等の条件あり) |
| リスク | ほぼなし(通貨価格変動のみ) | 期間中の価格変動に対応できない流動性リスク |
| おすすめ | 初心者、短期運用 | 長期保有者、利回り重視 |
【図解】Bybitステーキングのやり方・始め方
ここでは、実際にBybitでステーキングを始める手順を解説します。2025年の最新UIを想定していますが、基本的な流れは非常にシンプルです。まずは口座にステーキングしたい通貨(BTCやUSDTなど)が入金されていることを確認してください。
スマホアプリでの設定手順
多くのユーザーが利用するスマホアプリ版の手順です。

- アプリを開き「その他」または「資産運用」をタップ
ホーム画面の中央付近にあるメニューから「その他」を選び、「ファイナンス」セクションにある「Bybit資産運用(Bybit Earn)」または「Bybitステーキング」をタップします。 - 銘柄とプランを選択 検索バーにステーキングしたい通貨名(例:USDT)を入力します。表示されたリストから、「積立(Flexible)」か「定期(Fixed)」のいずれかを選択します。
- ヒント: 「期間限定」などの特別オファーが表示されている場合は、利回りが高いので要チェックです。
- 数量を入力してステーキング開始
ステーキングしたい数量を入力します。「最大」ボタンを押すと保有全額が入力されます。
利用規約に同意するチェックボックスを入れ、「今すぐステーキングする」ボタンをタップすれば完了です。
PC(ブラウザ)での設定手順
PCで操作する場合も基本は同じです。

- 「ファイナンス」メニューへ移動
画面上部のメニューバーにある「ファイナンス」にカーソルを合わせ、ドロップダウンメニューから「Earn」>「Bybitステーキング」をクリックします。 - 通貨を検索
ステーキング可能な通貨の一覧が表示されます。検索窓で目的の通貨を探し、「積立」または「定期」の「ステーキングする」ボタンをクリックします。 - 詳細設定と確定
ポップアップ画面が表示されるので、預け入れる金額を入力し、規約に同意して確定ボタンを押します。これで翌日から利息の計算が始まります。
自動振替(自動ステーキング)の設定方法
Bybitステーキングをより効率的に運用するための重要な機能が「自動振替(Auto-Savings)」です。
これは、現物アカウントにある余剰資金を、自動的に積立ステーキングへ転送してくれる機能です。また、ステーキングで得た利息も自動的に再投資されるため、複利効果を最大限に活かすことができます。
- 設定場所: 積立ステーキングの設定画面、またはステーキング管理画面にある「自動振替」のトグルスイッチをONにするだけです。
Bybitでステーキングをするメリットとリスク
「預けるだけで増える」というのは魅力的ですが、投資である以上リスクも存在します。メリットとリスクを正しく理解しておきましょう。
メリット:USDTなどのステーブルコインが高利回り
最大のメリットは、米ドルと価格が連動するステーブルコイン(USDTやUSDC)の利回りが比較的高いことです。
- 高いAPY: 時期やキャンペーンによりますが、USDTの積立ステーキングであれば、年利(APY)5%〜10%以上が出ることも珍しくありません。
- 安定性: ビットコインなどの仮想通貨は価格変動が激しいですが、USDTであればドル円の変動リスクのみで、仮想通貨特有の暴落リスクを抑えながら高いインカムゲインを得られます。
メリット:操作がシンプルで初心者向き
DeFi(分散型金融)でステーキングを行おうとすると、ウォレットの接続やガス代(手数料)、コントラクトの承認など複雑な手順が必要です。しかしBybitステーキングなら、取引所の口座内で完結するため、ボタン数回のクリックで完了します。ガス代もかかりません。
リスク:仮想通貨自体の価格変動リスク
ステーキングで通貨の「枚数」は確実に増えますが、その通貨の「価値(日本円換算)」が保証されるわけではありません。
- 例: 1 BTCを預けて年利5%で運用し、1年後に1.05 BTCになったとします。しかし、その間にBTCの価格が500万円から200万円に暴落していれば、日本円での資産価値は大きく減ってしまいます(キャピタルロス)。
- 対策: 価格変動リスクを避けたい場合は、USDTなどのステーブルコインを中心に運用するのが鉄則です。
リスク:定期ステーキングの途中解除ルール
定期ステーキング(Fixed)は利回りが高い反面、流動性リスクがあります。
- 途中解除: 多くのプランで途中解除は可能ですが、「それまで獲得した利息がすべて没収される」などのペナルティが発生する場合があります。
- 機会損失: 預け入れている間に通貨価格が暴騰して売りたくなっても、定期ステーキング中だとすぐに動かせず、売却チャンスを逃す可能性があります。
Bybitステーキングに関するよくある質問(FAQ)
ここでは、検索ボリュームの多い疑問点について、Q&A形式で具体的に回答します。
Bybitステーキングの払い戻し・解除はいつでも可能ですか?
積立ステーキング(Flexible)の場合は、いつでも自由に払い戻し(解除)が可能です。ペナルティもありません。
定期ステーキング(Fixed)の場合も途中解除は可能ですが、多くの場合、それまでに付与された利息が元本から差し引かれる形で没収されることがあります。緊急時以外は満期まで待つことをおすすめします。
払い戻し方法の手順は?どこから操作しますか?
払い戻しは「資産運用アカウント(Earn Account)」の管理画面から行います。
- アプリまたはPCで「資産(Assets)」→「資産運用(Earn)」へ進みます。
- 「Bybitステーキング」のタブを選択し、運用中の銘柄一覧を表示します。
- 解除したい銘柄を選び、「払い戻し(Unstake)」または「償還」ボタンを押します。
- 払い戻したい数量を入力して確定します。積立の場合は、即時または翌日に資金調達アカウント(または現物アカウント)へ資金が戻ります。
ステーキングの利益に税金はかかりますか?
はい、かかります。日本の税制上、ステーキングで得た報酬(利息)は「雑所得」に分類されます。
- 課税のタイミング: 一般的に、利息が口座に付与された時点(受け取った時点)での時価が所得として認識されます。
- 注意点: まだ日本円に換金していなくても、利益を受け取った時点で課税対象となるため、年間の利益計算には注意が必要です。詳細は税理士等の専門家にご確認ください。
利回り(APY/APR)の計算方法は?毎日もらえますか?
Bybitでは主にAPY(年間利回り)またはAPR(年換算利率)で表示されます。これは「1年間運用した場合の収益率」です。
- 日次収益の計算式:
預入数量 × APY ÷ 365
(例:10,000 USDTをAPY 10%で運用した場合、1日あたり約2.7 USDTの利益) - 配布頻度: 多くのプランで、利息は毎日計算され、翌日に自動的に資産運用アカウントに入金されます(深夜0時UTC基準で計算されることが多いです)。
BTC(ビットコイン)もステーキング対象ですか?
はい、BTCはBybitステーキングの主要な対象銘柄です。
BTCの積立ステーキングは、USDTなどに比べると利回りが低く設定されることが多いですが(例:1%〜3%程度)、長期保有目的でBTCを持っているなら、ウォレットに放置するよりもステーキングに回した方が確実に枚数を増やせます。
積立ステーキングとは具体的に何ですか?
Bybitにおける「積立ステーキング」とは、英語表記で「Flexible Savings」と呼ばれるものです。「積立」という日本語訳が使われていますが、毎月定額を積み立てる「積立投資」の意味ではなく、「いつでも出し入れ自由な預金」という意味合いが強いです。
もちろん、自動振替機能をオンにすることで、実質的に購入した通貨を自動で積み立てて運用に回すサイクルを作ることは可能です。
まとめ:Bybitステーキングで資産を効率よく運用しよう
Bybitのステーキングは、仮想通貨初心者から上級者まで、誰でも手軽に利用できる強力な資産運用ツールです。
- まずは積立ステーキングから: 拘束期間がなく、いつでも解約できる「積立(Flexible)」で、少額のUSDTやBTCを運用してみましょう。
- USDT運用の活用: 仮想通貨の価格変動が怖い方は、USDTのステーキングで年利5%〜の安定収益を目指すのがおすすめです。
- リスク管理: 定期ステーキングを利用する際は、資金が拘束されることを理解し、当面使う予定のない余裕資金で行いましょう。
2025年、ただ資産を眠らせておくのは機会損失です。Bybitのアプリを開き、数回タップするだけで、あなたの資産は今日から「働く資産」に変わります。まずは少額から、ステーキング生活を始めてみてはいかがでしょうか。