XM(エックスエム)を利用する際、「しばらく使っていない口座から勝手に手数料が引かれるのではないか」「口座が凍結されて二度と使えなくなるのではないか」といった不安を感じる方は少なくありません。
特に海外FX業者は日本の業者とルールが異なる部分があるため、正確な仕様を理解しておくことが大切です。現在は2025年ですが、基本的なルールは変わらずとも、為替レートの影響で日本円換算の手数料額などは変動しています。
この記事では、XMの口座維持手数料が発生する条件や、それを回避するための具体的な方法、さらには「休眠口座」と「凍結口座」の決定的な違いについて、徹底的に深掘りして解説します。
この記事でわかること
- XMの口座維持手数料(月額5ドル)が発生する「90日ルール」の仕組み
- 手数料を一切払わずに口座を維持・放置するための3つの回避策
- 「休眠口座(手数料あり)」と「凍結口座(ログイン不可)」の明確な違い
- 「稼ぎすぎると凍結される」という噂の真偽と、口座凍結時の対処法
XMの口座維持手数料は基本無料!ただし「休眠口座」に注意
結論から申し上げますと、XM(XMTrading)の口座開設費や基本的な口座維持手数料は無料です。口座を持っているだけで毎月コストがかかるということはありません。
しかし、長期間利用がない口座に関しては「休眠口座」という扱いになり、特定の条件下で手数料が発生します。ここではその仕組みを詳しく解説します。
通常利用なら手数料は一切かからない
XMでは、日常的にトレードを行っていたり、口座に残高があったとしても定期的に入出金を行っていたりする場合は、維持手数料は一切かかりません。
例えば、数ヶ月に1回でも取引を行っている場合や、ポジションを長期保有(スイングトレードなど)している場合は「アクティブなユーザー」とみなされるため、追加コストを心配する必要はありません。これはスタンダード口座、マイクロ口座、KIWAMI極口座、ゼロ口座のすべての口座タイプで共通です。
90日間放置すると「休眠口座」扱いになり手数料が発生
問題となるのは、一定期間何もアクションを起こさなかった場合です。XMでは、以下の条件を満たすと口座が自動的に「休眠口座」へとステータス変更されます。
【休眠口座になる条件】
- 90日間、取引(新規注文・決済)がない
- 90日間、入金または出金がない
- 口座に現金残高が残っている
この「90日間」という期間は、最後に取引または入出金を行った日からカウントが始まります。単に会員ページやMT4/MT5にログインしただけでは「利用」とはみなされない点に注意が必要です。あくまで「資金の動き」や「取引活動」が判断基準となります。

手数料の金額は毎月5ドル(約750円)
口座が休眠状態になると、その翌月から毎月5ドル(USD)の口座維持手数料が残高から自動的に引き落とされます。
2025年現在の為替レートを考慮すると、日本円での負担額は以下のようになります。
| 通貨単位 | 手数料額 | 日本円換算(目安:1ドル=150円) |
|---|---|---|
| USD(ドル) | $ 5.00 | 約 750円 |
| JPY(円) | ¥ 500〜800相当 | 為替レートにより変動 |
| EUR(ユーロ) | € 5.00 | 約 800円 |
※口座の基本通貨が日本円(JPY)の場合は、5ドル相当額の日本円が引かれます。
この手数料は、口座残高が0円になるまで毎月引き落とされ続けます。ただし、口座残高が5ドル未満の場合は、その残高全額が引き落とされて残高0円となり、それ以上の請求(マイナス残高や追証のような借金)は発生しません。
手数料が引かれる優先順位(ボーナスと現金残高)
ここで非常に重要なのが、「手数料はどこから引かれるのか」という点です。また、休眠口座になった瞬間に発生する「ボーナスの消滅」についても理解しておく必要があります。
【休眠口座化による資産への影響】
- ボーナス・XMPの全消滅
休眠口座と認定された時点で、その口座および同一アカウント内のすべての口座にある「取引ボーナス(クレジット)」と「XMP(ロイヤルティポイント)」はすべて消滅(0になります)。
これは手数料として引かれるのではなく、ペナルティとしての消滅です。 - 現金残高からの手数料引き落とし
ボーナスが消滅した後、毎月5ドルの手数料が「現金残高(自分が入金したお金や利益)」から引き落とされます。
つまり、「ボーナスがたくさんあるから、そこから手数料を引いてくれればいい」という考えは通用しません。休眠になった瞬間にボーナスは失われ、さらに現金も削られていくという二重の損失が発生するため、放置は厳禁です。
XMで口座維持手数料を払わないための3つの回避策
「しばらくトレードを休みたいけれど、手数料は払いたくない」という方のために、XMで口座維持手数料を回避する確実な方法を3つ紹介します。
90日以内に最低1回は取引(ポジション保有)を行う
最もシンプルな方法は、90日以内に一度でもいいので取引を行うことです。
XMには「マイクロ口座」という、非常に少額から取引できる口座タイプがあります。マイクロ口座では10通貨(0.01ロット)からの取引が可能で、これに必要な証拠金は数円〜数十円程度です。
- アクション: マイクロ口座で最小ロット(0.01ロット)の注文を出し、すぐに決済する。
- コスト: スプレッド分の数円程度。
- 効果: 最終取引日が更新され、そこからさらに90日間の猶予が生まれます。
この方法は、口座にあるボーナスやXMPを維持したい場合に特に有効です。
少額でも良いので入金または出金を行う
取引をしたくない場合は、資金の移動でもアクティビティとして認められます。
- 入金: 最低入金額(500円〜)を入金する。
- 出金: 口座にある資金の一部を出金する。
これにより「資金の動きがあった」とみなされ、休眠口座への移行カウントダウンがリセットされます。ただし、銀行送金での入出金には手数料がかかる場合があるため、コストをかけたくない場合は取引を行う方が無難かもしれません。
口座残高を0円にしておく(資金をウォレットや他口座へ移動)
もし、ボーナスも残っておらず、しばらくXMを使う予定がないのであれば、口座残高を0円にしておくのが最強の回避策です。
XMの規定では、「口座残高が0円の口座からは手数料を徴収しない」となっています。残高がない口座は、90日経過しても手数料を取られることはありません(ただし、後述する「凍結口座」になる可能性はあります)。
具体的な手順:
- 全額を出金して手元に戻す。
- または、XM内の別口座(メインで使っている口座など)へ資金振替を行う。
資金振替であれば手数料もかからず、即座に反映されるためおすすめです。使わない口座を空にしておけば、勝手にお金が減る心配はありません。

「休眠口座」と「凍結口座」の違いとは?状態別の対処法
XMユーザーがよく混乱するのが、「休眠口座」と「凍結口座」の違いです。これらは全く異なる状態であり、対処法も違います。以下の比較表で整理しましょう。
比較表:休眠口座と凍結口座の違い一覧
| 項目 | 休眠口座 (Dormant Account) | 凍結口座 (Frozen Account) |
|---|---|---|
| 状態 | 一時的な利用停止 | 完全な口座閉鎖 |
| 発生条件 | 90日間取引・入出金なし + 残高あり | 90日間取引・入出金なし + 残高0円 または規約違反 |
| 会員ページ | ログイン可能 | ログイン不可 |
| MT4/MT5 | ログイン可能(取引不可の場合あり) | ログイン不可(「無効な口座」と表示) |
| 口座維持手数料 | 毎月5ドル発生 | 発生しない(残高がないため) |
| ボーナス/XMP | すべて消滅 | すべて消滅 |
| 復活・再開 | 可能(入金や取引で即時復活) | 不可(新規口座開設が必要) |
休眠口座の特徴:手数料発生・ボーナス消滅・復活可能
休眠口座は、まだアカウント自体は生きています。会員ページにログインして状況を確認することも可能です。
- ペナルティ: 前述の通り、ボーナス全消滅と毎月5ドルの手数料。
- 復活方法: 会員ページにログインし、追加入金を行うか、残高がある場合は内部振替や取引を試みることで、自動的に通常口座へ戻ります。特別な申請は不要です。
凍結口座の特徴:ログイン不可・復活不可・再登録が必要
凍結口座は、事実上の「口座解約」と同じ状態です。セキュリティ上の理由やデータベースの整理のために、長期間使われていない空の口座は閉鎖されます。
- 状態: 会員ページにもMT4/MT5にもログインできません。IDとパスワードを入力しても「認証失敗」や「無効な口座」と表示されます。
- 対処法: 凍結された口座を復活させることは絶対にできません。 再びXMを利用したい場合は、新規に口座開設(リアル口座開設)を行う必要があります。以前と同じメールアドレスを使って再登録することは可能です。
口座凍結になる主な2つの原因(残高0で放置・不正行為)
口座が凍結される原因は主に2つあります。
- 残高0円で90日間放置(自動凍結)
これが最も一般的なケースです。休眠口座の手数料引き落としによって残高が0円になった場合も、そこからさらに90日が経過すると凍結されます。これはユーザー整理のための措置であり、ブラックリスト入りするわけではありません。 - 不正行為・規約違反による強制凍結
アービトラージ(裁定取引)、複数業者間での両建て、ボーナスの不正取得、他人名義の利用など、XMの利用規約に重大な違反をした場合、即座に口座が凍結されます。この場合、利益の没収や、最悪の場合は永久追放(再登録不可)となる可能性があります。
XMの口座維持手数料・凍結に関するよくある質問(FAQ)
ここでは、検索需要の高い関連キーワードに基づき、ユーザーが抱く疑問にQ&A形式で回答します。
XMの口座維持手数料を払わない方法はありますか?
A. はい、あります。
最も確実なのは、90日以内に1回でも取引を行うか、資金を全額出金(または別口座へ移動)して残高を0円にしておくことです。残高が0円であれば、休眠状態を経由して凍結口座になっても、手数料を請求されることはありません。
XMで稼ぎすぎると口座凍結されるって本当ですか?
A. いいえ、正規の取引であれば稼ぎすぎで凍結されることはありません。
「XM 口座凍結 稼ぎすぎ」と検索されることが多いですが、これは誤解です。XMは億単位の出金実績も多数報告されている大手ブローカーです。
凍結されるのは「稼ぎすぎたから」ではなく、稼ぐ過程で「禁止されている取引手法(接続遅延を狙った取引や、複数口座間の両建てなど)」を行ったと判断されたケースがほとんどです。正当なトレードで利益を上げただけであれば、出金拒否や凍結の心配はありません。
突然XMの口座が閉鎖されたのですが、原因は何ですか?
A. 残高0円での長期放置、または規約違反が考えられます。
90日間以上、残高0円のまま取引や入出金を行わなかった場合、自動的に口座は閉鎖(凍結)されます。心当たりがない場合は、サポートに問い合わせることで詳細な理由を確認できますが、放置による凍結であれば再登録が必要です。
口座凍結された状態で解約手続きはできますか?
A. 凍結口座はすでに解約済みと同じ状態です。
「XM 口座凍結 解約」を検討する方もいますが、凍結された時点でその口座IDは無効化されており、実質的に解約処理が完了しています。そのため、ユーザー側で追加の解約手続きを行う必要はありません。
XMの口座凍結を放置すると借金になりますか?
A. いいえ、借金にはなりません。
XMにはゼロカットシステムがあるため、追証(借金)は発生しません。また、口座維持手数料も残高から引かれるのみで、残高不足分をクレジットカードや銀行口座に請求されることはありません。放置しても金銭的なマイナス(借金)が発生することはないので安心してください。
口座解約ができない場合どうすればいいですか?
A. 残高がある場合や処理中の出金がある場合は解約できません。
自分で口座を解約したい場合、残高を0円にし、全てのポジションを決済し、出金処理が完了している必要があります。これらが完了してから会員ページで解約ボタンを押してください。もしボタンが見当たらない、エラーが出る場合はサポートへ連絡しましょう。
口座凍結された場合、資金移動は可能ですか?
A. いいえ、凍結口座からの資金移動は不可能です。
口座が凍結されるとログイン自体ができなくなるため、資金移動や出金操作は一切できません。
ただし、「残高があるのに規約違反以外の理由(システムエラー等)で凍結された」という極めて稀なケースであれば、サポートデスクに連絡することで対応してもらえる可能性があります。通常、残高がある状態で放置して凍結される前には、手数料で残高が0になっているはずです。
XMの休眠口座はどうすれば復活できますか?
A. 入金または資金振替を行うことで即時復活します。
会員ページにはログインできるはずですので、少額の入金を行うか、他の有効な口座から資金振替を行ってください。これによりステータスが「アクティブ」に戻ります。ただし、消滅したボーナスやXMPは復活しませんのでご注意ください。
まとめ:XMは放置しなければ手数料無料!定期的な利用を心がけよう
XMの口座維持手数料や凍結に関するルールは、知ってさえいれば決して怖いものではありません。
記事の要点まとめ
- XMの口座維持手数料は基本無料。
- 90日間放置すると「休眠口座」になり、毎月5ドル(約750円)が残高から引かれる。
- 休眠口座になると、保有しているボーナスとXMPは全額消滅する。
- 残高0円で90日放置すると「凍結口座」になり、ログインできなくなる(再登録が必要)。
- 回避策: 90日以内に「最小ロットで取引」するか「残高を0円にしておく」こと。
XMは、アクティブに利用しているトレーダーにとっては非常に低コストで使いやすい業者です。「しばらく使わないな」と思ったら、手数料で資金を減らさないためにも、資金を自分の銀行口座に出金するか、メインの取引口座に資金移動させておくことを強くおすすめします。
正しい知識を持って管理すれば、無駄な手数料を払うことなく、XMの快適なトレード環境を維持できるでしょう。