Bybitのチャート完全ガイド!スマホ・PC別の見方からおすすめ設定まで徹底解説
暗号資産(仮想通貨)取引において、チャート分析は利益を上げるための生命線です。世界最大級の取引所であるBybit(バイビット)は、初心者から上級者まで満足できる高機能なチャートツールを提供しています。しかし、多機能ゆえに「どこをどう触ればいいのか分からない」「スマホでインジケーターを出したいけれど設定が見つからない」と悩む方も少なくありません。
この記事では、2025年現在の最新情報を踏まえ、Bybitのチャート機能を基礎から応用まで徹底的に解説します。PC版だけでなく、利用者の多いスマホアプリ版の操作手順も網羅していますので、移動中にトレードしたい方も必見です。
この記事でわかること
- PCブラウザ版とスマホアプリ版それぞれのチャート画面の基本的な見方と構成
- TradingView機能を活用したインジケーター(移動平均線など)の具体的な設定手順
- トレンドラインの引き方やチャート設定の保存方法など、実践的なツール活用術
- 「Bybitで株価は見れるのか?」など、初心者が抱きがちな疑問への明確な回答
- BTCやETH、XRPなど主要通貨ペアを素早く表示させるテクニック

Bybit(バイビット)のチャート機能の基礎知識
Bybitのチャートは、単に価格の推移を表示するだけではありません。世界中のトレーダーが愛用するチャート分析ツール「TradingView(トレーディングビュー)」の機能を統合しており、高度なテクニカル分析を取引画面上で直接行えるのが最大の特徴です。
まずは、Bybitチャートの基本的な仕組みと、PC・スマホそれぞれの画面構成について理解しましょう。
標準チャートとTradingViewチャートの違い
BybitのPC版取引画面では、チャートの表示形式を「スタンダード(標準)」と「TradingView」の2種類から選択できる場合があります(多くの場合、デフォルトまたはタブ切り替えでTradingViewが利用可能です)。
| 特徴 | スタンダード(標準チャート) | TradingViewチャート |
|---|---|---|
| 主な用途 | シンプルな価格確認、素早い売買判断 | 本格的なテクニカル分析、戦略構築 |
| インジケーター数 | 基本的なものに限定(MA, VOLなど) | 100種類以上(RSI, MACD, ボリンジャーバンド等多数) |
| 描画ツール | ほとんどなし | 豊富(トレンドライン, フィボナッチ, 水平線など) |
| カスタマイズ性 | 低い | 非常に高い(色、太さ、パラメータを細かく設定可能) |
| おすすめユーザー | 超初心者、単純な価格チェックのみしたい人 | 初心者〜上級者まで全トレーダー推奨 |
これからトレードを上達させたいと考えているなら、迷わずTradingViewチャートを利用することをおすすめします。本記事でも、基本的にTradingView機能を前提とした解説を行います。
PCブラウザ版のチャート画面構成
PC版の取引画面(現物取引やデリバティブ取引)を開くと、中央または左側に大きくチャートが表示されます。画面構成は以下のようになっています。
- 上部ツールバー: 時間足(1分、15分、1時間、4時間、日足など)の切り替え、インジケーターの追加ボタン、チャート設定(歯車マーク)があります。
- 左側描画ツールバー: TradingViewモードの場合、チャートの左端に縦に並ぶアイコン群です。ここからトレンドラインやフィボナッチリトレースメントなどの描画ツールを選択します。
- メインチャートエリア: ローソク足が表示されるメインの領域です。ここに移動平均線やボリンジャーバンドなどが重ねて表示されます。
- サブチャートエリア: メインチャートの下部に表示される領域です。出来高(Volume)やRSI、MACDなどのオシレーター系インジケーターが表示されます。
- 価格スケール(右側): 現在の価格や価格目盛りが表示されます。
- 時間スケール(下部): 日時が表示されます。

スマホアプリ版のチャート画面構成
近年はスマホだけでトレードを完結させる人も増えています。Bybitの公式アプリは非常に使いやすく設計されていますが、画面が小さいため機能がメニューの中に格納されていることが多いです。
- 通貨ペア詳細画面: アプリで特定の通貨(例:BTC/USDT)をタップすると表示される画面の上半分がチャートエリアです。
- 時間足選択: チャート上部に「15m」「1h」「4h」「1d」などが並んでいます。「その他」をタップすると、さらに細かい時間足を選択できます。
- インジケーター設定: チャート下部またはメニューアイコンの中に「インジケーター」や「図形」といった項目があり、そこから設定を行います。PC版に比べると一度に表示できる情報量は限られますが、ピンチイン・ピンチアウトで拡大縮小ができ、直感的な操作が可能です。
【PC・アプリ別】Bybitチャートの基本的な見方と操作
ここでは、実際にBybitを開いてチャートを見るための基本的な手順を解説します。「見たい通貨が見つからない」「ローソク足の色を変えたい」といった初歩的な操作をマスターしましょう。
通貨ペアの検索と切り替え方法
見たいチャートを表示させるには、まず通貨ペアを選択する必要があります。
【PC版の操作】
画面左上の通貨ペア名(例:BTC/USDT)が表示されている部分にカーソルを合わせるかクリックします。検索窓が表示されるので、そこに「ETH」や「XRP」などのシンボルを入力してください。
現物取引(Spot)かデリバティブ取引(Derivatives/Perpetual)かによってタブが分かれているので、目的に応じて選択します。
【スマホアプリ版の操作】
アプリ下部の「マーケット(Markets)」または「取引(Trade)」タブをタップします。
上部の検索バーに「BTC」などを入力すると候補が出てきます。
「USDT無期限(USDT Perpetual)」や「現物(Spot)」などのカテゴリから、取引したいペア(例:BTC/USDT)をタップするとチャート画面へ遷移します。
時間足(タイムフレーム)の変更
トレードスタイルによって見るべき時間足は異なります。スキャルピングなら1分〜15分足、デイトレードなら15分〜4時間足、スイングトレードなら日足以上を見るのが一般的です。
【PC版の操作】
チャート上部のバーにある「15m」「1H」「4H」などの文字をクリックするだけです。表示されていない時間足を見たい場合は、右端の小さな矢印をクリックするとドロップダウンリストから選択できます。
【スマホアプリ版の操作】
チャート画面上部に並んでいる時間足をタップします。リストにない場合は「その他」や「More」をタップすると、月足までの全タイムフレームが表示されます。お気に入りの時間足を長押しすることで、メイン画面に表示させる項目をカスタマイズできる場合もあります。
チャートタイプの変更(ローソク足・ラインなど)
デフォルトでは「ローソク足」が表示されていますが、相場の大きな流れを見たい場合などは「ラインチャート」に変更することも可能です。
【PC版の操作】
上部ツールバーにあるローソク足のアイコンをクリックします。「バー」「ローソク足」「中空ローソク足」「ライン」「エリア」「平均足」などから選択できます。初心者は基本の「ローソク足」のままで問題ありません。
【スマホアプリ版の操作】
チャート設定メニュー(通常はチャート画面上のアイコンや「…」ボタン)から「チャートタイプ」を選択し、変更します。
トレード効率を上げる!おすすめのチャート設定とツール活用
Bybitのチャート機能を最大限に活かすためには、自分好みにカスタマイズすることが重要です。ここでは、初心者におすすめのインジケーター設定と、分析に欠かせない描画ツールの使い方を解説します。
インジケーターの追加・削除方法(移動平均線・ボリンジャーバンド等)
インジケーター(テクニカル指標)は、相場のトレンドや売られすぎ・買われすぎを判断する補助ツールです。
【PC版:インジケーターの追加手順】
- チャート上部の「インジケーター(Indicators)」または「fx」のようなアイコンをクリックします。
- 検索窓にインジケーター名を入力します。
- 移動平均線なら「MA」または「Moving Average」
- ボリンジャーバンドなら「BB」または「Bollinger Bands」
- 相対力指数なら「RSI」
- 候補をクリックするとチャートに追加されます。
- 設定変更: チャート左上に表示されたインジケーター名(例:MA 9 close 0)の横にある歯車アイコンをクリックすると、期間(長さ)や色を変更できます。
【スマホアプリ版:インジケーターの追加手順】
- チャート画面下部の「インジケーター」アイコン(波線のようなマーク)をタップします。
- 「メイン図」と「サブ図」の設定画面が開きます。
- 「MA」をタップしてオンにし、詳細設定から期間(パラメーター)を入力します。
★初心者におすすめの設定例
| インジケーター | おすすめ設定値 | 目的 |
|---|---|---|
| 移動平均線 (MA) | 期間: 25, 75, 200 | 短期・中期・長期のトレンド方向を把握する基本セット。 |
| ボリンジャーバンド | 期間: 20, 偏差: 2 | 価格の変動幅(ボラティリティ)と反転ポイントの目安に。 |
| RSI (相対力指数) | 期間: 14 | 「70以上で買われすぎ」「30以下で売られすぎ」を判断。 |
トレンドラインや水平線の引き方
価格が反発しやすいポイントを見つけるために、ラインを引くことは非常に有効です。
【PC版での操作】
チャート左側のツールバー一番上のアイコン(直線のマーク)をクリックし、「トレンドライン」や「水平線(Horizontal Line)」を選択します。
チャート上の始点と終点をクリックするとラインが引かれます。引いたラインをクリックすると、色や太さを変更したり、削除したりするメニューが表示されます。
【スマホアプリ版での操作】
チャート画面の「描画」や鉛筆マークのアイコンをタップします。
描画ツール一覧からラインを選択し、指で始点と終点を指定して線を引きます。スマホでの正確な描画は慣れが必要ですが、マグネット機能(ローソク足の高値・安値に吸着する機能)を活用すると綺麗に引けます。
チャート設定の保存方法と復元
せっかく設定したインジケーターやラインが、ページを更新したら消えてしまった…という経験は誰もが通る道です。Bybit(TradingView)では設定を保存できます。
【PC版の保存】
チャート右上にある「雲のマーク」や「保存(Save)」ボタンをクリックします。名前を付けて保存しておけば、次回ログイン時に「チャートの読み込み(Load Chart Layout)」から呼び出すことができます。また、通常はオートセーブ機能が働いていますが、念のため手動で保存する癖をつけると安心です。
デプスチャート(板情報)の活用法
通常のローソク足チャートとは別に、「デプスチャート(Depth Chart)」というものがあります。これは、現在の買い注文と売り注文の量(板情報)を視覚化したものです。
- 見方: 緑色の山が買い注文、赤色の山が売り注文のボリュームを表します。
- 活用法: どちらの山が大きいかを見ることで、短期的(数秒〜数分先)な需給バランスを把握できます。「壁」と呼ばれる厚い注文が入っている価格帯を視覚的に見つけやすいため、サポートラインやレジスタンスラインの参考にすることができます。

Bybitのチャートに関するよくある質問(FAQ)
ここでは、Bybitのチャート機能に関して、ユーザーから頻繁に検索される疑問についてQ&A形式で回答します。
Bybitのチャート設定をカスタマイズするには?
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PC版の場合、チャート画面右上の歯車アイコン(チャートプロパティ)から、背景色、ローソク足の色、グリッド線の有無、スケールの設定などを細かく変更できます。
スマホアプリ版でも、チャート画面右上の「…」メニューや設定アイコンから、表示するインジケーターの種類や色、チャートの高さなどをカスタマイズ可能です。自分が見やすい色使い(例:背景を黒にして目に優しくするなど)に変更することで、長時間の分析も快適になります。
BTCUSDT(ビットコイン)のチャートはどうやって表示する?
(関連キーワード: BTCUSDT チャート, Bybit bitcoin, Bybit USDT)
Bybitで最も取引量が多いペアの一つが「BTC/USDT」です。
- PCまたはアプリの検索バーに「BTC」と入力します。
- 表示された候補の中から「BTC/USDT」を選択します。
- この際、「現物(Spot)」か「無期限契約(Perpetual)」かを確認してください。レバレッジ取引をするなら「無期限契約」、現物保有なら「現物」を選びます。これでビットコインの対USDTチャートが表示されます。
XRP(リップル)のチャートをBybitで見る方法は?
(関連キーワード: Xrp チャート bybit)
手順はビットコインと同様です。検索バーに「XRP」と入力し、「XRP/USDT」または「XRP/USDC」などのペアを選択します。XRPは価格変動が激しいため、ボリンジャーバンドやRSIなどのインジケーターを表示させて、急な反発や暴落のサインを見逃さないように設定しておくのがおすすめです。
BybitでETH(イーサリアム)のチャートは見れる?
(関連キーワード: Bybit eth)
はい、もちろん見ることができます。ETHはBTCに次ぐ主要通貨であり、Bybitでも非常に流動性が高いです。「ETH/USDT」「ETH/BTC」など多彩なペアが用意されています。検索窓で「ETH」と検索してください。また、イーサリアムの大型アップデート前後などはチャートが大きく動く傾向があるため、日足や週足で長期トレンドを確認することも重要です。
Bybitで株価(米国株など)のチャートは表示できる?
(関連キーワード: Bybit 株価)
結論から言うと、Bybitは暗号資産取引所であるため、AppleやTeslaといった個別株のチャートを直接表示したり、現物株式を売買したりすることは基本的にはできません。
ただし、過去には株価指数に連動するデリバティブ商品などが扱われたり、トークン化された株式が試験的に導入されるケースが業界全体で見られることもあります。しかし、2025年現在、一般的な株式投資や株価チャートの分析を行いたい場合は、証券会社のツールやTradingViewの本家サイトを利用するのが確実です。Bybitはあくまで「暗号資産(クリプト)」のチャート分析に特化したプラットフォームと捉えてください。
Bybitのチャート分析に使えるツールには何がある?
(関連キーワード: Bybit ツール)
Bybitのチャート(TradingView版)には、以下のようなプロ仕様の分析ツールが標準装備されています。
- 描画ツール: トレンドライン、水平線、垂直線、平行チャネル
- フィボナッチツール: フィボナッチ・リトレースメント、フィボナッチ・エクステンション
- パターン描画: エリオット波動、ヘッドアンドショルダー、トライアングル
- 予測・測定ツール: 日付と価格範囲、ロング/ショートポジションの損益シミュレーション
これらのツールはチャート左側のツールバーから無料で利用可能です。これらを駆使することで、単なる値動きの確認だけでなく、精度の高い価格予測が可能になります。
まとめ:Bybitのチャート機能を使いこなしてトレードを有利に
Bybitのチャート機能は、初心者にも扱いやすいシンプルさと、プロも納得の多機能性を兼ね備えています。
- TradingViewの統合: 100種類以上のインジケーターと豊富な描画ツールが無料で使える。
- スマホアプリの利便性: 外出先でもPC並みの分析が可能。
- カスタマイズ性: 移動平均線やRSIなど、自分に合った設定を保存していつでも呼び出せる。
チャートは、相場の「現在地」を知るための地図です。ただ漫然と眺めるのではなく、今回紹介した設定やツールを活用して、「なぜそこで価格が止まったのか」「次はどこへ向かうのか」を分析する習慣をつけてください。
まずは、PCやスマホでBybitを開き、移動平均線を表示させてみることから始めてみましょう。自分だけの使いやすいチャート画面を作り上げることが、常勝トレーダーへの第一歩です。