Vantage Trading(ヴァンテージ)で追加口座を開設する手順とメリット|資金移動時のボーナスルールまで徹底解説
Vantage Trading(ヴァンテージ・トレーディング)を利用していて、「スキャルピング専用の口座を作りたい」「ボーナスを使い切りたいが、リスク分散もしたい」と考えたことはありませんか?
海外FXにおいて、1つのアカウント内で複数の口座(追加口座)を運用することは、資金効率を高め、リスクを管理するための常套手段です。しかし、いざ追加口座を作ろうとすると、「IB(アフィリエイト)の紐付けはどうなるのか?」「資金移動をするとボーナスは消えてしまうのか?」といった疑問が湧いてくるものです。
この記事では、Vantage Tradingにおける追加口座の開設手順から、複数口座を使い分けるメリット、そして最も注意すべき資金移動ルールについて詳しく解説します。
この記事でわかること
- Vantage Tradingで追加口座(複数口座)を開設する具体的な手順
- スタンダード口座とRAW口座を使い分けるメリットとスペック比較
- 資金移動をした際の「ボーナス消滅・移動」に関する計算ルール
- IB(キャッシュバックサイト等)の紐付け変更や口座削除に関するFAQ

Vantage Trading(ヴァンテージ)で追加口座・複数口座を持つメリット
多くのトレーダーが、なぜ1つの口座ではなく複数の口座を使い分けるのでしょうか。それは、トレードスタイルに応じた環境の最適化と、資金を守るためのリスクヘッジが可能になるからです。
Vantage Tradingでは、1つのアカウント(メールアドレス)につき、複数の取引口座(MT4/MT5)を追加で開設することが認められています。ここでは主な3つのメリットを深掘りします。
トレード手法や通貨ペアごとに資金管理を分ける
最も基本的な使い方は、トレード手法による使い分けです。
例えば、長期保有を目的とした「スイングトレード」と、数秒から数分で決済する「スキャルピング」を同じ口座で行うと、証拠金維持率の管理が複雑になります。スキャルピングで一時的に含み損が拡大した際、スイング用のポジションまで強制ロスカットに巻き込まれるリスクがあるからです。
- 口座A(スイング用): レバレッジを抑え、長期的なトレンドを狙う。
- 口座B(スキャルピング用): ハイレーバレッジを活用し、短期決戦を行う。
このように口座を分けることで、一方の口座でロスカットが発生しても、もう一方の口座の資金(証拠金)は守られます。これを「資金のサイロ化」と呼び、リスク管理の基本となります。
異なる口座タイプ(スタンダード・RAW・プロ)を使い分ける
Vantage Tradingには、トレーダーのニーズに合わせた3つの主要な口座タイプが用意されています。これらはスプレッドや手数料の体系が異なるため、目的に応じて使い分けるのが賢い運用法です。
▼ Vantage Trading 口座タイプ比較表
| 特徴 | Standard STP口座 | Raw ECN口座 | Pro ECN口座 |
|---|---|---|---|
| おすすめユーザー | 初心者・ボーナス活用派 | スキャルピング・中級者 | 大口トレーダー・プロ |
| スプレッド | 1.0 pips〜 | 0.0 pips〜 | 0.0 pips〜 |
| 取引手数料 | 無料 | 片道$3.0 / lot | 片道$1.5 / lot |
| 最低入金額 | $50 | $50 | $10,000 |
| ボーナス | 対象(キャンペーンによる) | 一部対象外の場合あり | 対象外 |
例えば、入金ボーナスキャンペーンを活用したい場合は「Standard STP口座」を使用し、ボーナスよりも狭いスプレッドでコストを抑えたい場合は「Raw ECN口座」を追加開設して運用するといった使い分けが可能です。
リスクヘッジと資金の安全性確保
システムトラブルや突発的な市場変動への備えとしても、複数口座は有効です。
ある通貨ペア(例:ゴールド)が暴落し、口座残高がマイナスになるような事態が発生した場合でも、Vantage Tradingでは「ゼロカットシステム」が採用されていますが、これは口座単位で適用されます。
もし1つの口座に全財産を入れていると、そのすべてがリスクに晒されますが、資金を複数の口座に分散しておけば、被害をその口座内の資金だけに限定することができます。利益が出たらこまめに「ウォレット(お財布口座)」や別の取引口座へ移動させておくことは、海外FXにおける防御策として非常に重要です。
Vantage Tradingの追加口座開設手順【図解解説】
それでは、実際に追加口座を開設する手順を解説します。すでにVantage Tradingのアカウントを持っている場合、本人確認書類の再提出は不要で、クライアントポータル(マイページ)から数クリックで即時開設が可能です。
クライアントポータルへのログイン
まず、Vantage Tradingの公式サイトから「クライアントポータル」にログインします。

追加口座作成の申請手順
ログイン後、ダッシュボード画面から以下の手順で進めます。
- メニューの選択: 画面左側(スマホの場合はメニューバー)にある「口座」または「ライブ口座」のセクションを開きます。
- 追加口座開設ボタン: 「追加口座を開設する(Open Additional Account)」というボタンをクリックします。
レバレッジや基本通貨の設定方法
設定画面が表示されるので、希望する口座のスペックを選択します。
- プラットフォーム: MT4 または MT5 を選択。
- 口座タイプ: Standard STP、Raw ECN、Pro ECN から選択。
- 通貨: JPY(日本円)、USD(米ドル)などから選択。
- レバレッジ: 最大1000倍(口座残高やタイプにより制限あり)などを選択。
全ての項目を選択し、「送信」または「開設」ボタンを押すと、即座に新しい口座番号とサーバー情報、パスワードが登録メールアドレスに届きます。これで追加口座の開設は完了です。
複数口座間での資金移動とボーナスのルール
追加口座を運用する上で最も重要なのが「資金移動」のルールです。特にボーナス(クレジット)を保有している場合、誤った操作をするとボーナスが消滅してしまう可能性があるため、注意が必要です。
資金移動の具体的な手順と反映時間
資金移動はクライアントポータル内で行います。
- メニューから「資金管理」>「資金間移動」を選択します。
- 移動元の口座と、移動先の口座を選択します。
- 移動させたい金額を入力し、申請します。
反映時間:
基本的に即時反映されます。ただし、システムメンテナンス時や、不審な動き(短時間に大量の移動など)が検知された場合は、手動承認となり時間がかかるケースがあります。
【重要】資金移動をするとボーナスはどうなるのか?
Vantage Tradingにおける資金移動時のボーナスルールは、以下の原則に基づきます(※規約は変更される可能性があるため、必ずその時点のルールを確認してください)。
原則:ボーナスは資金移動の割合に応じて移動、または消滅する
一般的に、ボーナス対象口座(スタンダード口座など)同士で資金移動を行う場合、移動させる現金残高の割合と同じ比率でボーナスも移動します。
【計算例】
- 移動元口座(A): 現金10万円、ボーナス5万円(計15万円)
- 移動内容: 現金10万円のうち、5万円(50%)を口座Bへ移動する。
この場合、ボーナスも50%にあたる2.5万円が口座Bへ移動します。
【注意点:ボーナス対象外口座への移動】
移動先が「Raw ECN口座」や「Pro ECN口座」など、ボーナス対象外の口座である場合、ボーナスは移動せず、移動元のボーナスが消滅するケースがあります。あるいは、移動自体はできてもボーナス分だけが消失するというルールが適用されることが多いため、ボーナスが残っている状態での資金移動は慎重に行う必要があります。
異なる基本通貨間(円建て⇔ドル建て)の移動に関する注意点
「JPY口座」から「USD口座」へ資金移動することも可能です。
この場合、Vantage Tradingが定めるその時点の為替レートに基づいて自動的に両替が行われます。
ただし、銀行の為替レートと同様に、スプレッド(為替手数料)が実質的に発生するため、頻繁に異なる通貨間で資金移動を行うと、資産が目減りする原因になります。特別な理由がない限り、追加口座もメイン口座と同じ「JPY(日本円)」で作ることを推奨します。
Vantageの追加口座に関するよくある質問(FAQ)
ここでは、検索需要の高い「紐付け」「削除」「紹介コード」などの疑問について回答します。
Q. 追加口座で特定のIB(キャッシュバックサイト等)に紐付けできますか?
A. はい、可能ですが手順に注意が必要です。
通常、追加口座を開設するだけでは、メイン口座と同じ紐付け状態(または紐付けなし)が引き継がれることが一般的です。特定のIB(キャッシュバックサイトやアフィリエイト)に追加口座だけを紐付けたい、あるいは乗り換えたい場合は、以下のいずれかの対応が必要です。
- IBリンクを経由して追加口座を開設する: クライアントポータルにログインした状態で、目的のIBリンクを踏んでから追加口座開設ページへ進むことで紐付く場合があります。
- カスタマーサポートへ連絡する(確実): 追加口座を開設した後、取引を開始する前にVantage Tradingのサポート(メールまたはチャット)へ連絡し、「口座番号〇〇を、IB番号〇〇(または特定のIB名称)に紐付けてください」と依頼します。これが最も確実な「IB乗り換え・紐付け」の方法です。
Q. 使わない口座の削除方法は?放置するとどうなりますか?
A. 原則としてユーザー自身での削除ボタンはありません。
使わなくなった口座を削除したい場合は、残高をゼロにした上でカスタマーサポートに削除依頼をする必要があります。
また、残高ゼロのまま一定期間(一般的に90日程度)取引がない口座は、自動的に「アーカイブ(休眠)」状態となり、MT4/MT5のログイン画面から消える(ログインできなくなる)仕様になっています。アーカイブされた口座は、サポートに連絡すれば復活できる場合もありますが、基本的には新しい追加口座を作ったほうが早いです。
口座維持手数料について:
残高がある状態で長期間放置すると、口座維持手数料が引かれる場合があります。使わない口座からは資金を全額出金するか、メイン口座へ移動させておくことを強くおすすめします。
Q. 紹介コードは追加口座開設時に入力できますか?
A. 追加口座開設フォームには「紹介コード」の入力欄がない場合があります。
新規アカウント登録時には紹介コードの入力欄がありますが、追加口座作成画面には表示されないことが一般的です。もし友人紹介キャンペーンなどを適用したい場合は、前述のIB紐付けと同様に、紹介リンクを踏んでから開設するか、サポートへ「紹介コード〇〇を適用したい」と相談する必要があります。
Q. マイクロ口座(少額取引)は追加開設できますか?
A. Vantage Tradingには通常「マイクロ口座」という名称の口座タイプはありません。
少額取引を行いたい場合は、「Standard STP口座」を利用します。Vantageのスタンダード口座は1000通貨(0.01ロット)から取引可能であり、他社のマイクロ口座に近い感覚で少額運用が可能です。
※一部の地域や特定の時期に「Cent口座」が提供されることも稀にありますが、基本的にはStandard STP口座が少額対応の役割を担っています。
まとめ:Vantage Tradingの複数口座を使いこなそう
Vantage Tradingでの追加口座開設は、非常に簡単かつスピーディーに行えます。最後に、複数口座運用のポイントを整理します。
- 目的を明確にする: スキャルピング用、ボーナス活用用など、口座ごとに役割を持たせる。
- 口座タイプを選ぶ: コスト重視ならRAW ECN、ボーナス重視ならStandard STPを選ぶ。
- 資金移動は慎重に: ボーナスがある状態での資金移動は、割合計算や消滅ルールを理解してから行う。
- IB紐付けはサポート活用: 紐付け変更や確認は、自己判断せずサポートに依頼するのが確実。
1つの口座ですべてを行うよりも、リスクを分散し、それぞれの口座の強みを活かすことで、トータルの収支は安定しやすくなります。ぜひこの機会に、Vantage Tradingの追加口座を活用して、トレード環境をアップグレードしてみてください。